<全国高校野球選手権:八戸学院光星5-1星稜>◇20日◇3回戦

 星稜(石川)が延長戦で敗れ、95年以来19年ぶりの8強入りを逃した。

 5回に1番谷川刀麻外野手(とうま=2年)の適時打で先制。しかしスライダーで三振の山を築いていたエースの岩下大輝(3年)は8回、4番の深江大晟内野手(3年)に本塁打を許し同点に追い付かれた。10回、制球が乱れ3つの四球と3安打で4失点。

 160球を投げきった岩下は「スタミナがまだまだだとあらためて感じた。自分の集中力より相手打者の集中力の方が上だったと思う」と涙を流した。