<高校野球北北海道大会:釧路明輝11-1標津>◇1日◇2回戦◇釧根地区予選

 釧路明輝が07年の校名変更以来、初めて夏の代表決定戦に進出した。4回裏に打者一巡の猛攻で一気に標津を突き放し、5回コールドで決着をつけた。4盗塁と足を絡める機動力で流れを引き寄せた。脇本諒投手(3年)は振り返った。「風のように走ろう、がチームのテーマなんです」。

 90年に釧根地区から甲子園出場を果たした元中標津の山本武彦監督(53)が昨春就任。「この選手たちの特長から機動力を生かす」とチームカラーを選択した。「快調走」と名付けた力まない走塁法や、行進のような姿勢を保つ歩行も生活に取り入れた。5回裏に二盗を決めた東城竜也遊撃手(3年)は「追い風に乗るように走っています。チームは変わりました」と胸を張った。山本監督が鵡川、函館中部を経て釧根地区に戻り2年目。地区悲願の21年ぶり甲子園へ、一気に駆け抜ける。