<高校野球福岡大会:九州国際大付8-0小倉南>◇13日◇2回戦
センバツ準Vの福岡・九州国際大付が小倉南を7回コールドで下し、危なげなく初戦を突破した。温存策から「3番三塁」で先発のエース三好匠(3年)が先制点を挙げるなど、自慢の強力打線がさく裂。控え3投手も無失点リレーで結果を出した。
センバツ準V右腕、三好が打撃で初戦突破に貢献した。南北から勝ち上がった19校が臨む福岡大会4回戦(21日~)までの温存策がとられているため「3番三塁」で起用され登板機会はなかったが、打力は健在。センバツ2本塁打の貫禄を見せつけた。
3回2死一塁で「とにかく先制して勢いに乗りたかった」と初球の真ん中直球を左越え二塁打して先制。5回には四球で出塁し、打者11人で7得点の猛攻にもつなげた。守備も難なくこなして小倉南との初戦を7回コールドで制し「打撃の調子は上がっている。勝てて良かった」と笑みを浮かべた。
努力の成果でもある。大会前まで1時間半、手投げと打撃マシンの両方で徹底的に打ち込んできた。坂道50メートルダッシュも毎日こなし、どっしりとした下半身から生まれる力はよりパワーアップしている。
もちろんエースとしても活躍するつもり。現在、4回戦に合わせて投げ込むなど調整中だが、若生正広監督(60)は「万全の状態で投げさせたい。最後まで負けるわけにいかないんで」。2年ぶり4度目の夏切符奪取への期待は大きい。【菊川光一】

