<高校野球京都大会:福知山成美8-2京都学園>◇15日◇2回戦◇わかさスタジアム
3季連続甲子園出場を狙う福知山成美が、謙虚さを胸に初戦を突破した。1点差につめ寄られて迎えた7回1死一、二塁、西田友紀主将(3年)が3ランを放ってチームに勢いをつけた。「タイミングが合わなかった」とそれまで3打席で安打がなかったが、ノーステップから足を上げるフォームに変更。それが見事的中し、流れを引き戻す本塁打となった。この回、一挙5点を追加し突き放した。
センバツ限りで退任予定だった田所孝二監督(54)が復帰して迎えた夏。「負けることも頭にあった」。校長となった現在、会議などで練習を見られないことも多く、試合前ノックでは打つポジションの順番を間違えるほど。「僕が一番ドキドキしていた」と振り返った。
昨夏代表校も、あくまでチャレンジャーの精神で臨んでいる。田所監督は「今年の夏は取材が少なかった。忘れられたかと思った」。そのおかげ?
でチームは謙虚になれた。「龍谷大平安がいなかったらうちがガチガチの優勝候補になっている。挑戦者になれるのがいい」。変なプライドはいらない。挑戦者となって再び頂点を目指す。【磯綾乃】

