<高校野球富山大会:高岡商3-2新湊>◇25日◇決勝

 高岡商が新湊を下し、3年ぶり16度目となる夏の切符を手にした。2回に1点を先制すると、1-1の同点となった7回に8番福島剛士投手(3年)のタイムリーなどで2点を奪って勝ち越した。昨年は県大会で初戦敗退。宮袋誠監督(42)は「何とか1点が争える良いゲームがしたかった。なかなか勝てない時期もあったが選手たちは良くやってくれた」。主将の田中翔捕手(3年)も「相手が強いことは分かっていた。ここまで来たら楽しもうという気持ちでプレーした。甲子園は1日でも長くみんなと野球がしたい」と声を弾ませていた。