全国高校野球選手権宮城大会の組み合わせ抽選会が22日、仙台市民会館で行われ、出場78校の対戦相手が決まった。連覇を狙う東北は7月11日、中新田と対戦。大会は同10~24日。決勝戦はクリネックススタジアム宮城で行われる。

 3年ぶりのノーシードから、県内最多22度目の甲子園出場を狙う東北の1回戦(7月11日=愛島球場)の相手が中新田に決まった。ライバル仙台育英とは決勝まで顔を合わせない。抽選会に出掛ける直前に、チームメートから「初戦で(仙台)育英を引いてこい」と注文を受けた菊池光貴主将(3年)は「早い方が良かった」と思い通りにならなかったが「打倒育英」を意識していた。

 5月下旬には昨夏の聖地を経験したOBの高橋信也(東北学院大1年)や鈴木翔(国士舘大1年)が練習をサポートしてくれた。春の県大会2回戦敗退でノーシードとなったが、菊池は「夏に見返して甲子園に行く」と宣言した。