昨季で勇退した東洋大・高橋昭雄氏(69)の「感謝の集い」が27日、埼玉・川越市内で行われ、OB、関係者ら約500人が集まった。

 桧山進次郎氏(元阪神)、今岡誠氏(元ロッテ)や、ロッテ清田育宏外野手、ロッテ鈴木大地内野手、ヤクルト原樹理投手ら多くの教え子は、卒業年度に分かれて高橋夫妻と写真に納まるなど、会場は温かい空気に包まれた。登壇した高橋氏は「最初に2部に落ちた時、選手が涙しているのを見た時は…」と言葉に詰まる場面もあったが、「こんなに立派な会を開いていただいて果報者です。家族、特に女房にはいろんな面からサポートしてもらった。(新監督になる)杉本監督以下、OB会でまた盛り上げていってほしい」と最後は46年間の監督生活を笑顔で振り返った。今後は総監督としてチームを支える。