巨人吉川光夫投手(29)が沖縄2次キャンプ初日の15日、ブルペンで自身今季最多の270球を投げ込んだ。

 約1時間半をかけ、ワインドアップで102球、セットポジションで168球を投じた。「今日は最初から球数を投げようと思っていた。200球を超えてから力が抜けていい形で投げられた」。12日の紅白戦に先発も2回4失点と結果を残せなかった。

 日本ハム時代の12年にパ・リーグMVPを獲得も、昨季1勝に終わった左腕は「去年は悔しい思いをした。結果も内容も求めて、競争に勝ち残っていかないといけない」と決意をにじませた。【巨人担当 桑原幹久】