阪神金本知憲監督が1月4日に急逝した星野仙一氏(享年70)の追悼試合として行われた中日戦で優勝への思いを語った。

 「懐かしさと、なんて言うか寂しさと…。あの2003年の喜びを選手に味わわせてやりたいですね、やっぱり」。

 「特別な日なので勝ちたかったですけど勝ちきれんかったね。応援してくれていたし、僕が(監督に)就任するときもかなり背中を押してもらったし、応援してくれているチームだと思う」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -背番号77をつけるのも不思議な感じだ

 金本監督 はっはっは。僕には似合っていない(笑い)。

 -福留はいい安打だった

 金本監督 そうですね。孝介も左投手の外寄りの球だからね。あれをあそこまで踏み込めているという証拠ですから。なかなか、あの遠いところを、なかなか踏み込めないですよね。この寒い時、特に。怖いからね。よく踏み込めて、というのがひと安心ですわ。

 -高山も投手へのライナーなどいい打球もあった

 金本監督 ボチボチね。本来、それくらいは打てる選手ですから。もともと。

 -チーム全体として集中してやっていた

 金本監督 そういう空気はありましたね。