スポーツ業界への転職希望者向けのイベント「パ・リーグキャリアフォーラム」が25日、東京・飯田橋で行われた。パ6球団に加え、Jリーグの神戸や川崎F、Bリーグの栃木や横浜、卓球のTリーグやコナミなどがブースを出展。約1400人が会社説明やトークショーに耳を傾けた。

 里崎智也氏(日刊スポーツ評論家)は転職サービスのDODA編集長の大浦征也氏と対談した。個人事務所の経営者として、引退後に、スケジュール調整がつかなかったケースを除き、断った仕事は1つだけと告白。「マラソンです。ひざの半月板がなく、リタイアする自信があったので。お互いのためにならない」と話した。

 また、マネジャーを雇わず、自らスマートフォンのアプリを使ってスケジュール調整をしていることを明かした。「自分のことを自分でやると300万円もうかる。ひと月25万円で雇うと年間で300万円でしょう。請求書も自分で書くし」。新幹線での移動中も原稿チェックなどを行っているという。