広島が逆転勝ちし、優勝マジックは1つ減って「22」となった。1回に丸が逆転の29号3ラン。2回は大瀬良が適時打で追加点。その後も5回はバティスタ、7回は鈴木と1発攻勢でリードした。先発の大瀬良はソロ2発を許したが、7回2失点で14勝目を挙げた。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

-大瀬良がよく投げた

緒方監督 大地ね。ナイスピッチングです。立ち直れたのも、(1回)裏の攻撃で3点取ってくれたでしょ。あそこが大きかった。流れをこっちに引き戻したし、その後も大地がしっかり投げた。また効果的な本塁打が2本出て、大きな追加点になった。最後まで流れを渡さずゲームを運べた。

-丸が逆転弾

緒方監督 打ってくれるね。

-大瀬良の良かった点は

緒方監督 どうかな。すごくいい状態じゃないと思っていたけど、ランナーを出して粘っていたし、最後(7回に)締めたよね。相手の攻撃を完全に止める形をつくってくれた。その後に追加点が取れている。流れ的にもこっちのペースのままだった。大地からしたら、要所要所をしっかり抑えてくれたというところかな。

-中崎が締めた

緒方監督 後半戦ずっとフランスアにしてもザキ(中崎)にしても登板が続いている。一番しんどい時期と思う。頑張ってもらわないといけない2人。ここが頑張りどころ。最後まで頑張って欲しい。