阪神岩貞祐太投手が5回8安打5失点で今季9敗目を喫した。

初回に無死一、二塁でロペスに右前打を浴び、先制点を献上。2回から4回までは1安打無失点と立て直すも、5回につかまった。1死二塁から伊藤に中堅越えの二塁打で1点を追加された。さらに2死二塁からソトにバックスクリーン右側に飛び込む38号2ランを被弾。その直後、ロペスに左翼ポール際への26号ソロを浴び、この回4失点で降板した。

前回登板した9月24日の巨人戦(甲子園)で7回3安打無失点と好投した左腕の姿はこの日見られなかった。決定打となった5回のソトから浴びた2ランについて岩貞は「初球だったので空振りを取りにいく場面だった。その前のタイムリーも防がないといけなかった。2アウトからフルスイングになるとは思っていたので。余計に苦しい投球になってしまいました」と目線を落とした。

シーズン規定投球回数にはあと15イニング必要。残り試合数を考えても、今季の到達は厳しくなった。