チームを支えた救援陣が無安打無失点リレーで、ファンに勝利を届けた。

同点で迎えた7回に能見が2番手で登板。落ち着いた投球で下位打線を3者凡退に封じた。藤川が8回にマウンドに上がると、圧巻の3者連続奪三振。9回もドリスが3三振で締め、7回以降は1人の走者を許すこともなく、完璧なリリーフを見せた。

チームは17年ぶりの最下位に沈んだことで、3人とも試合後は厳しい表情だった。藤川は「申し訳ないですね。恥ずかしいというか、考えられない」とファンに謝罪。ドリスは「(本拠地で)最後は絶対に勝たないといけなかった。満足して、帰ってもらいたかった」と神妙な面持ちで語った。