日本ハムが、今季最終戦を白星で締めた。

2年ぶりリーグ優勝には届かなかったが、13日からのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで、3位からの下克上での日本一を目指す。

試合後のセレモニーでは、今季の道のりをまとめた特別映像が大型ビジョンに放映された。選手代表で中島卓也選手会長が、あいさつ。滑らかに話せず、途中で「すみません、もう1度やります」と仕切り直す場面もあったが「チーム一丸で戦い、この札幌ドームでまた試合が出来るように戦いたいと思います。北海道で待っていてください」とファンにお願いした。

栗山英樹監督は今年、北海道を襲った台風や地震の災害に触れ「多くの人が苦しまれて、それだけに何が何でもという気持ちでやってきました。本当にすみませんでした」と謝罪。そして「ただ日本一になるチャンスがある。全員で目いっぱいぶつかって、北海道に帰ってきます。そしてほんの少しでも、大変な思いをしている人たちに元気や勇気を届けたい。全力で、戦っていきます」と誓った。