阪神から5位指名の創成館の川原陸投手(3年)が、あこがれの左腕能見に弟子入りを志願した。長崎県諫早市での学校で指名を待ち、吉報を聞いて「4巡目までなかったので、ドキドキしていました。指名があってホッとしています。今は気分も最高です」と声を弾ませた。

最速141キロの直球を主体にした本格左腕だが「能見さんの姿に憧れている。阪神から指名されてうれしい。能見さんからはいろいろ教わりたい」と話した。「将来は三振がどんどん取れる投手になりたい」。今年は春夏連続で甲子園に出場。春は8強入りしながら、夏は初戦でまさかの敗退。悔しさの残る甲子園で、プロとしてリベンジするつもりだ。

「対戦したいのは根尾くんです」。4球団競合の末、中日1位指名の根尾に対して早くもライバル心を燃やした。「三振に取りたい」。昨年秋の明治神宮大会の準決勝では大阪桐蔭に勝利。根尾からは三振も奪った。甲子園での対戦がなかっただけに、同い年選手には負けられない。

「阪神には糸井さんとか、有名な選手が多い。自分も早く1軍に上がって活躍したい」。負けず嫌いな左腕が、ライバルに勝ってトラの左腕の仲間入りを果たす。【浦田由紀夫】