創価大(東京新大学2位)が7年ぶり4度目の優勝を決めた。

4番の山形堅心内野手(3年=明徳義塾)が得点の起点となる2安打を放ち、4試合8安打の大会新記録を作った。最優秀選手賞を獲得した4番打者がレギュラーに定着したのは今年から。秋のリーグ戦では本塁打ゼロだったが、今大会では準決勝まで3戦連続アーチを放つなど絶好調だった。

「春からずっと4番で使ってもらったのに活躍できなかった。監督が辛抱強く使ってくれて期待に応えたかった」と控えめに喜んだ。「こんなことはもうないと思うので、神宮大会は4年生のためにバントでもなんでも決めたい」と、9日から始まる明治神宮大会を見据えた。岸雅司監督は「リーグ戦2位からの優勝は今までなかった。新しい歴史を作ろうと選手には言ってきた。選手たちは本当に偉い」とたたえた。