広島丸佳浩外野手に待望の1発が飛び出した。

1点を追う5回2死二塁。代わったばかりのモイネロの149キロの高め直球にタイミングを合わせると、ライナー性の打球はあっという間に右翼フェンスを越えた。シリーズ1号の逆転2ラン。「しっかり反応してコンパクトに打つことができました」と納得の一振りだった。

セ・リーグのMVP筆頭候補は日本シリーズに入ると大不振。前の打席まで18打数2安打と元気がなかった。

守りにつく際には恒例の敬礼ポーズを披露し、左翼側を埋めた広島ファンを喜ばせた。