張本勲氏が10日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。巨人から広島に移籍した長野久義外野手、広島から巨人に移籍した丸佳浩外野手、日本ハム斎藤佑樹投手についてコメントした。

長野のFA人的補償による移籍については「野球選手の宿命だからね。そのチームで最後までやれた方が理想は理想ですけどね。今の時代はどこへ行くか分からないと割り切っていますよ」とコメント。

そして「長野は3拍子そろっているから。左右は違うけど高橋由伸と同じように全部良かったが、ただ2人ともケガが多い。これがちょっと欠点というか。まあ、やってくれると思いますけどね」と話した。

丸についてはやや厳しいコメントも。

「みんな歯の浮いたような話をしてますけどもねえ。裏を返せば三振が非常に多いんですよ。それをどう取るかですね。追い込まれても振り切るから三振が多いのか。三振が多いバッターはあんまり良くないですよ。これをちょっと気をつければ戦力になります」。

昨季の丸の三振数はリーグ最多の130。打率は同14位の3割6厘、本塁打は同2位の39本だった。

日本ハム斎藤については、関口宏MCから「もう一つ伸びない」と振られ「大きく期待する方が酷だから。中継ぎとか何か役割をしっかり指示してやった方が。先発完投のタイプではないんですよ」と話していた。