オリックス大城滉二内野手(25)が4日、侍ジャパンに追加招集された。NPBからこの日、発表された。9、10日に京セラドーム大阪で行われるメキシコ代表との強化試合に出場する。楽天田中和基外野手(24)が1日に親善試合の台湾・ラミゴ戦で右足首を負傷し招集が見送りになったことで、大城にチャンスが巡ってきた。

内外野の複数のポジションを守れること、京セラドーム大阪を本拠地にするオリックスの新たな顔の1人であることなどが選出理由と見られる。立大2年時に日米野球大学代表に選出されて以来の日の丸を背負うことになった大城は「びっくりですね。野球やっている間、一度は入ってみたいと思っていた。選出していただいたことは光栄に思いますし、思いっきり自分のプレーをしていきたい」と力を込めた。

3年目の昨季は自己最多128試合に出場。今季は遊撃の名手・安達、主将の福田らと二遊間のレギュラーを争う。春季キャンプの対外試合5試合で13打数5安打の打率3割8分5厘で3盗塁をマークするなど現在好調。中でも、常に次の塁を狙い得点につなげる走力が光る。代表では「常に走攻守で積極的にプレーしていきたい」と意気込んだ。