巨人が7点差を逆転する神懸かり的な勝利で、首位を守った。

原辰徳監督(61)は「いろいろなことがあったなというね。ページをめくるなら、今日は相当なページ数でしょうね」と言った。

4番岡本は8回に同点3ランを放つなど、2本塁打。

指揮官は「非常に状態的に良くなってはきていたんですけど。素晴らしい場面で2本のホームランを打った。2本目は特に、私も鳥肌が立つようなね。これがプロの技。ファンの皆さんを魅了する見事なホームランだったと思いますね」。

坂本勇はセ・リーグ最速の30号に到達。

原監督は「少ないヒット数ではありますけど。増田の1打席目、結果はエラーになりましたけど、あれも非常に大きかった。いろいろなものが加わらないと、この点数をひっくり返すということというのはできなかったと思いますね」。

ゲレーロにも2打席連続本塁打が飛び出した。

「意気消沈というか、チーム全体がそういうムードの中、見事なね、多少勢いを付ける状況になったのは大きかったですね」。