中日のドラフト2位梅津晃大投手(22)が13日、プロ初登板初先発初勝利の喜びをかみしめた。「昨日は寝つけなくて、午前4時ごろ寝ました。初回に点を取られたところしか覚えていない。1軍で投げて、データとかクセとか見抜かれる。修正して、次のチャンスに臨みたい」と梅津は笑顔を見せた。

前夜はお祝いのメールやLINEが200件弱。同期の東洋大三羽がらすのDeNA上茶谷、ソフトバンク甲斐野からも届いていた。「3人のグループLINEに、『ナイスピッチング』とか届いてました。ただ電池切れで、見れてなくて『1勝すると、そう(返信してくれなく)なるんだ』と、書かれてました。電源入れてから『ありがとう』って返事しました」と、報道陣を笑わせた。

梅津は前日の阪神戦(ナゴヤドーム)で6回7奪三振1失点と好投し、プロ初登板初先発初勝利を飾った。中日では、2リーグ分裂後では16年5月10日の佐藤優以来、8人目。過去には川上憲伸氏、無安打無失点の近藤真一(真市)氏、権藤博氏らが記録していて、1リーグ時代には杉下茂氏も完投でマークしている。