巨人先発の桜井俊貴投手が、天敵に手痛い2発を浴びた。

2回無死、先頭のソトに1ボールからの136キロカットボールを強振され、スコアボード直撃の特大の37号先制ソロ。3回に丸の適時二塁打で同点に追いついた直後の3回には佐野の適時打で勝ち越しを許し、筒香の犠飛で3点目。さらに2死一塁から、ソトの2打席連続となる38号2ランで5点目を奪われた。8月23日の同戦でも先制の3ランを浴びた大砲相手に、また痛打された。

初戦に快勝し、優勝マジック9が再点灯した中で迎えた一戦だった。登板を前に「ここまできたら、全部大事な試合」と気持ちを高ぶらせ、マウンドに上がったが、4回6安打5失点でKOされた。「早いイニングで降板してしまい、申し訳ないです。悔しいです。3回のビッグイニングが全て。1発を警戒していなかったわけではないが、同じ打者(ソト)に打たれてしまったことが反省点です」とコメントした。