今季限りでの現役引退を表明した阪神横田慎太郎外野手の現役引退セレモニーが、26日ウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)後に行われる。

17年に判明した脳腫瘍の後遺症による視力への影響で、6年の現役生活を終える。16年9月25日同リーグ、ソフトバンク戦を最後に公式戦出場のない24歳のため、平田2軍監督は最後の花道として出場機会を与えるを意向を示した。

「(出場は)守備だと思う。本人は気を使って『ライトでいいです』と言っていたけど『本当に守りたいのは(本職)センターじゃないのか?』って言ったら、涙ながらに『お任せします』と。終盤にセンターになると思う」

公式戦出場となれば1096日ぶり。セレモニーでは横田によるあいさつと、選手からの花束贈呈が予定されている。最後の勇姿を、その目に焼き付けたい。