今季最終戦の30日阪神戦(甲子園)に先発する中日大野雄大投手が、初のタイトル取りに挑戦する。

防御率1位広島ジョンソンに0・04差と肉薄。3回1/3を無失点ならば、逆転できる。「チャンスがあるので目指したい」。4年ぶりの2ケタ勝利がかかったマウンドにもなる。自らが先発予定だった阪神戦が雨天中止になり、最終戦の登板が巡ってきた。「すごい巡り合わせ。今年の集大成にしたい」と、今季ノーノーを決めた左腕は気合十分だった。