ヤクルトは4日、都内の球団事務所でスカウト会議を行い、リストアップを68人に絞った。

上位指名候補の明大・森下暢仁投手(4年)、星稜・奥川恭伸投手、大船渡・佐々木朗希投手(いずれも3年)ら12人は変わらず。全体指名は6~7人を想定する。高津臣吾新監督(50)の意向も含め、即戦力投手の獲得がポイント。今季セ・リーグ最下位のため2巡目を最初に指名できる利点もあり、16年以来となる1、2位ともに投手の可能性も出てきた。

橿渕聡スカウトグループデスク(45)は「高津監督と、投手がほしいという意見で一致している。(ドラフトは)投手が中心になる」と話した。