ロッテは5日、ZOZOマリンで秋季練習初日を迎えた。最高気温31度の秋とは思えない気温の中、約3時間汗を流した。

井口資仁監督(44)は「今日は来シーズンに向けたスタート。残留メンバーは少ないけど、このメンバーで少しでも打ち込みをしたいと思うし、体力の面も上げて行けたら」と話した。野手では井上、三木、藤岡、田村の4人が、逆方向に徹底的に打ち込んだ。

昨季は夏場以降失速し借金22で終わったのに対し、今季は借金1。最終戦までCS争いを繰り広げた。「去年からの課題の夏場を乗り切るというのはクリアできた。その先の優勝するためにどうするかが来年の課題。チームも個々もレベルアップしていかないといけない」と来季の優勝に照準を定めた。

7日から宮崎で行われるフェニックス・リーグとメンバーの入れ替えを行いながら、実戦経験も積ませる考えだ。「半分行かせて半分帰すとかしながら、この期間はバッターは打ち込みです」と実戦と打ち込みを交えて、秋季キャンプに備える。