ヤクルト高津臣吾新監督が、コミュニケーション重視の組織をつくる。

衣笠球団社長兼オーナー代行、編成部をはじめ選手、コーチらが全員集合する前で「風通しのいい、いろいろな会話ができる雰囲気づくりをしたい」と所信表明。新たに就任した池山2軍監督らとも意見交換を行った。

最近はラグビー日本代表の戦いをチェック。チーム一丸となって戦う姿に「我慢強さ、粘り強さがあるから勝てる。(選手に)教えるのは難しいが、引き出していきたい。あっさり10点差の負けはしたくない」と刺激を受けていた。

▽青木(高津監督のあいさつを受け)「選手がいい方向にいくように、チームのためになることを考えてくれている」

○…来季から就任する池山隆寛2軍監督も出席し、あいさつした。スーツ姿で練習を初視察し“きんに君”ことドラフト2位中山翔太外野手に熱視線。秋季練習の期間中から指揮を執る可能性もあり「中山、広岡、村上ら素質のある選手が中心になっていかないと、強くならない。(打撃の)タイミングやリズム感を合わせることが必要」と“ブンブン丸”流の育成で強化に乗り出す。