阪神矢野燿大監督(50)が、獲得を目指している牧田和久投手(35=前パドレス傘下3A)との交渉に直接出馬する可能性を示した。

これまで谷本球団副社長兼球団本部長が対面交渉を希望する姿勢をみせており、指揮官も「牧田が悩んでいたり、聞きたいことがあるっていうなら、もちろん俺も喜んでいかせてもらう」と意欲を示した。

牧田はNPB通算53勝54ホールド25セーブと、先発、セットアッパー、抑えの全てで実績がある。矢野監督は「来てもらえればすごいいいことしかない。先発でも中継ぎでも、そして経験もあって。どこにでもはめられるような投手」と経験を含めて高く評価する。古巣西武などが興味を示し、争奪戦に発展する可能性があり、進展が注目される。