西武外崎修汰内野手(26)が7000万円増の年俸1億4000万円で契約更改した。外野もこなすユーティリティーは、二塁手としてのこだわりを見せつつ、打撃全部門での成績向上を誓った。

5年目を終え、倍増での大台到達に自然と表情が緩んだ。「すごい十分な評価をしていただいたと思います」。今季26本塁打、90打点のキャリアハイをマーク。浅村が抜けた後の正二塁手として存在感を示した。FAでメジャー移籍を目指す秋山の動向次第で、来季は再び外野起用も考えられるが「僕自身は正直、内野で出たいです。プレーに絡む回数も多いし、楽しかった」と素直に明かした。今季リーグワースト15失策の守備は「最初の方は自分の中の基準が出来上がってなくて、焦らなくていい場面で焦って暴投とか、もったいないエラーがあった。来年は減ると思います」と改善に自信を見せた。

「チームとしては3連覇。個人としてはすべてにおいてキャリアハイを目指して頑張りたい」。給与倍増の26歳万能選手が、攻守でさらなる飛躍を目指す。(金額は推定)