ソフトバンク松田宣浩内野手(36)が今年の目標に30代での2000安打達成を掲げ、4日から新年トレーニングを開始する。

プロ14年で積み重ねてきた通算安打数は1638本で、名球会入りの2000安打まで、あと362本。「40歳になるまでに2000安打は達成したいし、できると思う」。今年から3年以内での快挙達成を誓い、福岡市内の神社での階段登りに挑む。

2010年から10年連続でシーズン100安打以上をマークしてきた。これまで同様のペースなら今季から3年の2000安打は十分可能だ。しかし松田宣は目標を高く設定して今季に臨む。「100本としていたらダメだと思う。150本を目標に置いていかないと、100安打も打てない」。過去3度しか達成していない1シーズン150安打以上という、自ら厳しい条件を課して、偉業達成に挑むつもりだ。

今年は打球の質を変える。「低い打球を目指そうと思う。今トレンドのフライ革命に思い切り逆らっているけど、三遊間や一、二塁間を抜ける強い打球を打ちたい。そのために自主トレからその目標に取り組みたい」。1月上旬から取り組む毎年恒例のグアム自主トレから打撃改革にも挑戦するつもりだ。「何事も続けることが大事。自分の目標でもある連続全試合出場を続ければ、2000安打が見えてくる。今年から2年、シーズン150安打を達成すればチャンスだ」。“熱男”の頭のなかでは青写真もできている。昨年末には出身の滋賀県草津市から市民栄誉賞も受賞し、今季へのステップにする。

昨季は4年契約の最終年で、今季について契約更改は越年となった。今季以降について、再度複数年契約を含む下交渉をしているとみられる。下半身も契約も1月で土台をしっかり作って、30代での2000安打達成へ、大事なスタートを切る。【浦田由紀夫】