星野仙一氏の三回忌にあたるこの日、岡山・倉敷市の美観地区にある「星野仙一記念館」には、北海道、大阪などからファンが多数来館した。

親交が深かった延原敏朗館長は「勝負師でしたが、わたしからすれば穏やかな人でした。常に野球界全体のことを考えていたように思います」と語った。兵庫県内の自宅にある遺影は、阪神、楽天、広島など各球団、その他関係者から届いた供花に囲まれて微笑んでいた。

○…星野氏の行きつけだった「珈琲館 尾賀」を訪れた甥の阪神筒井荘コーチも、感慨深げだった。「実はお邪魔するのは初めて。おじが来ているのは聞いていましたけど…」。店では今年も星野氏の“指定席”にコーヒーが供えられた。店主の尾上露子(つゆこ)さん(79)は「もう三回忌ですか。早いですね」としのんだ。