西武中村剛也内野手(36)が7日、都内でトークショーに参加した。

午前中は埼玉・所沢で練習。その際、海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ・レッズ移籍が決まった秋山翔吾外野手(31)から、国際電話で報告を受けた。戦力ダウンは否めないが、中村は「僕はけっこうFAの選手を見てきましたから。毎年恒例というか普通です。去年なんて3人いなくなった。1人くらいじゃ。楽勝です」と意に介さない。

自身も18年オフに「持っていてもしょうがない。球団に返そうと思って」と、保有していた海外FA権を行使した上で残留。生涯ライオンズを宣言した。ただ、これまでメジャー挑戦について「興味があったっちゃあ、あった」と、本音を明かした。

約1時間半のイベント最後は「とりあえず3連覇。響きがすごく気持ちいい。そこが最大の目標。ペナントを勝つことを考えてやって、リーグ戦だけに集中していく。CSも2年連続でソフトバンクにやられてますし、すごく勝ちたい。日本シリーズは1年間勝ったご褒美として出られたら」と目標を掲げて締めくくった。