阪神の新人8選手が8日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で新人合同自主トレを開始した。ウオーミングアップを行うと、視察に訪れていた矢野燿大監督(51)から訓示を受けた。

ドラフト1位の創志学園・西純矢投手(18)は「『個人の意識が大事』と話があった。プロの世界という厳しい世界に入ったので、意識を持ってやっていきたい」と指揮官の言葉を胸に刻んだ。

その後はキャッチボールやランニング、ウエートトレーニングと初日からみっちり動いた。ポール間走ではドラフト3位の横浜・及川雅貴投手(18)が常にトップをキープする一方、西が出遅れる姿も。「ポール間走は頑張らないといけないと思った。今日は一番駄目だったと思うので、自分が引っ張っていくつもりでやっていきたい」と意気込んだ。