阪神の2年目木浪聖也内野手(25)が10日、兵庫県警一日通信指令官を務めた。午前中に県警本部で委嘱状を受け取った。ビシッと制服姿で決めた木浪は「とても身の引き締まる思いです。110番の正しい利用を周知徹底したい」と緊張した面持ちで話した。

110番の日に引っかけて、今季は110試合ショートでスタメン? の声に「いや、目標は全試合です」とキッパリ。年末年始は故郷の青森に帰省し、雪の上を走り込む雪上トレを実施。年明けは8日から鳴尾浜球場で汗を流す。

木浪は「バッティングが強みかなとは思いますけど、ショートで出るとなると守備が大事になってくる。競争はもう始まっている。今年は開幕も早いので、心掛けてやっていきたい」と表情を引き締めた。

昨季は遊撃でチームトップの88試合でスタメン出場も、レギュラーが確約された立場ではない。北條、植田らとの激しい遊撃争いに挑む。