阪神西勇輝投手(29)が23日、甲子園での集合練習初日を終え、オンライン取材に応じた。

この日から投手、野手とも同時間で練習を行う「集合練習」が開始された。「すごく良かったですね。やっぱり久しぶりに会えたし、全員で。自粛期間と違って、いい緊張感もありましたし、コミュニケーションもたくさん取れて、サインプレーだったりチームプレーがあった中で、初日にしてはすごくうまくいけたんじゃないかなと思います」と充実感たっぷりに振り返った。

開幕は最短は6月19日、無観客となることが決定的だ。「自分がよくやってる笑顔だったり、矢野監督が言う、楽しくやるプレーというのは画面越しでも伝わると思います。矢野監督が言っていることを体現して、画面で見ている方にも笑顔を届けられるチームでありたいなと思いますんで、チーム全員で全面に出して、楽しく強い野球を見せられればいいんじゃないかなというふうに思ってます」。ファンが直接球場に来られないなかでも、伝えられることがあると実感。そして、甲子園で応援できる日まで強いチームでいることを誓う。「ファンの皆様が来てくれるまで強い阪神でありたいと思いますし、いい順位でいて、来た時も楽しく応援してもらって、来てよかったなと思えるチームでありたいなと思います」と力強く話した。