中日の吉見一起投手(36)が11月1日、ナゴヤ球場で自らの口で引退を公表した。2軍残留組の練習に参加。練習開始前には参加したコーチ、選手、関係やに引退をすることを伝えた。

報道陣に囲まれた吉見は「(引退は)一昨日(10月30日に)決めた。昨日(同31日に)、与田監督にも伝えた。自分の立ち位置を考えて、客観的に見て、次のステップに行った方がいいと思った」と、引退を決断した経緯について語った。

05年にトヨタ自動車から希望枠で中日に入団。08年に先発&中継ぎ両輪で10勝10ホールドを挙げて頭角を現した。09年からは先発に定着し、16勝で最多勝のタイトルを獲得。11年は自己最多の18勝で最多勝と最優秀防御率をダブル受賞し、中日の最後のリーグ制覇をけん引した。その後は肩や肘の故障に苦しみ、12年の13勝を最後に2ケタ勝利から遠ざかっていた。不退転の決意で臨んだ15年目の今季は開幕ローテ入りを果たしたが、1軍先発4試合で1勝2敗。9月13日のDeNA戦(横浜)を最後に2軍での調整が続いていた。通算成績は222試合、90勝56敗、11ホールド、防御率2・94。