またも結論は出なかった。

ヤクルトが23日、国内フリーエージェント(FA)権を行使した小川泰弘投手(30)と3度目の残留交渉を行った。初回、2回目と同じく小川と代理人が出席。同席した球団幹部は「今日の段階ではまだ、残りますよとか、よそに行きますという答えは出ていない」と明かした。球団の方針として、提示済みの4年総額7・5億円規模の条件は変えていないという。「穏便に、いい話し合いはしているんだけど、最終決断までいかない」。年内の球団業務は25日に終了するため、あらためて同日までの返答を求めたが、越年する可能性も残っている。