再編・統合され、新たに発足した三菱重工Eastが11日、横浜市内のグラウンドで新たなスタートを切った。18年には三菱重工名古屋を指揮し日本選手権で優勝した佐伯功氏(45)が監督に就任し「いよいよスタートだなと感じる。注目度も高いと思うので、それに応えられるチームにしたい」と話した。

ユニホームも一新され、赤色で胸に大きく三菱のエンブレムがデザインされた練習着に初めて袖を通した。佐伯監督は「強そうですね。燃える闘魂のように、相手の圧力になれば」と話した。選手は名古屋から4人、広島から8人が加わり、新人5人を含めて計36人となった。「再編の難しさはあるが、都市対抗優勝、日本選手権優勝に照準を合わせてやっていく」と目標を定めた。

昨年までの三菱パワー、三菱重工名古屋、三菱重工神戸・高砂、三菱重工広島の4チームを2チームに再編。チームの強化と効率化を図るため積極的な改革として行われた。大川広誉野球部ゼネラルマネジャーは「三菱重工グループの8万人が応援するチームなるための改革です」と話した。