日本プロ野球選手会は24日、阪神の加治屋蓮投手(29)ら所属する選手28名が闘病中の子どもとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をサポートすると発表した。社会貢献活動の一環として昨シーズンから寄付を実施。それぞれが設定した公式戦での成績に応じ支援を行ってきた。加治屋も参加し、今年の自身の寄付条件を「公式戦1試合登板×1万円」と設定した。

活動2年目となる加治屋は「自分にも家庭、子どももいますし、そういったところで何か少しでも貢献できることはないかというところで、活動をしていこうと思った。自分に家族がいるというところが1番です」と活動理由を明かした。昨年は6試合のみの登板に終わり、「できるだけ多く自分が登板して寄付できる金額を増やしたい。今年は50試合以上登板できるようにやっていきたい」と目標を掲げた。