阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が前夜の失敗を引きずらず、1回に右前2点適時打を放った。23日DeNA戦では右翼の守りで痛恨のプロ初失策。2点ビハインドの5回1死満塁で、神里の右前適時打となるゴロを後逸し、打った神里まで生還を許して一挙4点を失っていた。

この日も「6番右翼」でスタメン出場し、1回に1点先制し、なお1死満塁でDeNA上茶谷の内角146キロ直球にうまく腕をたたみ、右前へ運んだ。「昨日の悔しさをぶつけました。いいところで1本打つことができてよかったです」とコメント。前日の試合後に矢野監督が「プロだからね、やり返せるチャンスはある」と話していた通り、バットで取り返した。