仕事人が、また打った。ソフトバンク中村晃外野手(31)が3号ソロを放った。

1点を先制された直後の2回無死走者なし。楽天岸の142キロ直球を右翼スタンドへ運んだ。

「インコースの球をうまく打つことが出来ました。流れ的にも、先制された直後に追いつくことができてよかった。今日は絶対勝てるように頑張ります」。

今季は殊勲のアーチを打ち続けている。1号は4月18日の西武戦(メットライフドーム)で、9回に同点2ラン。2-4で敗色濃厚だった最終回に追いつき、引き分けに持ち込んだ。2号は4月29日の日本ハム戦(ペイペイドーム)で、6回に決勝ソロ。両軍無得点だった試合の均衡を破った。選手会長が価値ある本塁打を打ち続けている。