阪神が苦手とする中日大野雄大投手(32)に対し、敵地で2860日ぶりに黒星をつけた。

2回1死から佐藤輝明内野手(22)の左越え二塁打を皮切りに1死一、二塁の得点機をつくった。糸原健斗内野手(28)、梅野隆太郎捕手(30)の2者連続適時打で2点を先取した。

阪神先発は青柳晃洋投手(27)で侍メンバー同士の投げ合いとなった。青柳は7回を投げ4安打1失点(自責0)と好投。8回は岩崎優投手(30)が救援登板。無失点で抑え、19ホールド目を記録した。9回は守護神ロベルト・スアレス投手(30)がゼロで締め、22セーブ目を挙げた。

阪神は大野雄に対して、バンテリンドームで7連敗中だったが、ようやく苦手左腕の攻略に成功。13年8月23日以来、2860日ぶりに敵地で左腕に黒星をつけた。阪神は連敗を2で止め6連戦の初戦を勝利で飾った。青柳は今季6勝目。