本拠地が東京だった時代の日本ハムの背番号「36」は野手の番号だった。

歴代最長の17年間、同番号を背負ったのが藤島誠剛。87年ドラフト3位で入団した、愛称「ジャイアン」で親しまれた和製大砲は1軍では実働11年で通算23本塁打。ただ、2軍では03年にイースタン・リーグ史上3人目となる通算100本塁打を達成した。現役引退したのは球団の北海道移転元年となる04年だった。

05年以降は投手が背負う。08年までは守護神として大活躍したマイケル中村。06年に移転後初の日本一を決めた時の胴上げ投手だ。10年からドラフト1位で入団した中村勝が19年まで10年間背負った。退団後の現在もメキシカンリーグで現役を続ける。そして、昨季からドリュー・バーヘイゲンが継承した。来日1年目にチームトップタイの8勝。今季も先発ローテーションを任されている。