阪神がファーム新記録となる16連勝を目指したが、2-0の3回裏終了後にグラウンド状態不良のためノーゲームとなり、3日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)に持ち越しとなった。
試合は先発の中田賢一投手(39)が3回まで無失点の好投。初バッテリーを組んだ栄枝裕貴捕手(23)は2回に先制の2点適時三塁打をマークしていた。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り
―先制したが降雨ノーゲームに
「(阪神園芸の)神対応がやってくれるかと思ったけど(笑い)。こういう環境の中で集中してしっかり守って、2点先制してというところは、やはり選手たちの。どんな環境で、暑かろうが寒かろうが、雨が降ろうがやっぱりゲームやるからには同じ条件なんでね、そういった意味で、2点先制して、といったところは評価できると思うよ」
―栄枝が先制タイムリー
「そのタイムリーといい、中田のリードも含めてうまくやってたね」
―先発の中田も良かった
「いやあ、良かったね、賢一。こういう時に限って雨でかわいそうだけど、3回だけど粘り強く投げてくれた。それも栄枝とのコンビとのあれだと思う」
―記録は次回に持ち越し
「それはまあ、結果だからね。ただ、こういう雨の中でも、ピッチャー含めて全員がしっかり守って。しっかりツーアウトからでも、高山が出て、2点取ったっていうところは、すごく、3回までやる価値があった。全く気の緩みもなく、しっかりとしたゲームの入り、そういうところも含めてしっかりしたところを見せてくれたので、何も言うことない。今日は3回だけでもすごく内容のある、選手たちの姿勢を見た。俺に言わせるとナイスゲーム」
―次戦で16連勝を狙う
「もちろん! もちろん! そんなの、こんなんでへこたれないもん。そんなことより、こうやって伸び伸びというか、こういう時こそ目立つ時だと思って、選手たちが自分が目立って、アレしてやろうっていうのがうかがえる。気持ちが入ってる。自分が目立って連勝に貢献しようとか、今取り上げてくれるから、すごく選手たちが頼もしく見える。ベンチで自然と声も出てるし、そういうもんよ」
―次の中日3連戦(ナゴヤ球場)の先発は
「二保、村上、牧」