阪神チェン・ウェイン投手(36)が今季中の登板が絶望的な状態であると明かした。

29日に鳴尾浜で別メニュー調整した後、取材に応じた。6月20日のファーム交流戦の巨人戦に先発したが、2/3回で左肩を痛め、降板。それ以降、リハビリしていた。「結構、時間がかかっている。肩(の故障)が今までなかったんで、自分的にはゆっくりでも治せることの方が大事」と、まずはケガの根治を優先させる。「今年はしっかり治してから、来年に向かっていくしかない」。昨年オフに2年契約を結んだとみられ、来季へ向け再起を誓った。

この日は中日、阪神と2球団でともにプレーした中田が引退を発表した。「(中日で)優勝したこともあるし、いろんな思い出がたくさんありすぎて。なんというんですか、悲しいというかさみしい感じがする」と言葉を詰まらせた。

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