エースが悲願Vに導く!オリックス山本由伸投手(23)がソフトバンク打線を8回6安打2失点に抑え、自身14連勝&今季17勝目をマークした。

登板前には「記録の意識は全然ないです。とにかくチームが良い順位なので、勝ちにこだわってやっていきたい」と語っていた通り、白星をもたらした。

5月28日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)から自身14連勝で、通算350勝投手の米田哲也が阪急時代の73年に樹立した球団記録に並んだ。防御率1・46、193奪三振もリーグトップを独走中で「投手3冠」は射程圏内だ。

この日の勝利で、13年以来8年ぶりのソフトバンク戦勝ち越しが決定。貯金を今季最多の16とし、早ければ明日10日に14年以来7年ぶりのCS進出が決定する。

2位ロッテとのゲーム差を3と広げ、オリックスが首位を快走中。最短で12日に優勝マジックが点灯する。山本は「順位もすごく良いので、自分の成長にもつながる。楽しみがすごく大きい」と胸を躍らせる。残り11試合。慢心なく、頂点へ上り詰める。【真柴健】