阪神は代打の糸井嘉男外野手(40)が貴重な追加点を挙げた。

1点リードの7回1死満塁で登場。九里の速球をとらえ、きっちり左犠飛をマークし、ようやく2点目を刻んだ。「(坂本)誠志郎が目の前でああいうつなぎの打撃をしてくれてチャンスで回してくれたので、あの場面で自分に任された仕事をしたいという思いだけでした。最低限、なんとか1点に絡むことができてよかった」。無死一、二塁で佐藤輝の代打島田が送りバントできずに見逃し三振。坂本の左前打で築いた満塁機だった。8回に1点を奪われ、結果的に大きな得点になった。

今季はこれまで代打で打率2割1分6厘。代打で今季6打点目を刻んだ。