巨人は15日、育成の保科広一外野手(23)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。13日に球団が実施しているスクリーニング検査で陽性疑いの結果が出たため、14日に川崎市内の医療機関でPCR検査を受検。この日に陽性の診断を受けた。13日夜に37度7分の発熱があったが、14日以降は平熱で、現在は自宅で療養している。

球団は保健所の指導をうけながら接触状況を調査中。6日から10日まで都内の施設で自主トレをしており、同施設と連絡をとって接触者の有無を確認している。昨年12月上旬に退寮していることもあってチーム内には接触頻度の高い選手やスタッフはおらず、保科は11日から2日間は旅行中だった。

球団は6日以降、施設外での自主トレ明けで戻ってくる選手、監督、コーチ、スタッフ全員を対象に、球団施設を利用する前にスクリーニング検査を実施しており、保科以外は陰性と判定されている。