阪神佐藤輝明内野手(22)が8日、日本ハム新庄剛志監督(50)に絶賛された。

今季初の対外試合となる日本ハム戦(宜野座)に「4番右翼」でスタメン出場し、4打数2安打1打点。なかでも初回2死三塁での左前適時打がBIGBOSSの目にとまり、「いいフォームだったね。1打席目の佐藤君の三遊間(の当たり)なんて素晴らしい。ああいう打撃をできる子だし、続けていってほしいですよね」とうならせた。

【関連記事】阪神ニュース一覧

直球待ちで右腕立野の122キロカーブを反応で捉え、チームの今季初得点を生み出した一打。新庄監督からの褒め言葉を伝え聞いた佐藤輝は「うれしいです」とにっこり。豪快なアーチではなく三遊間をライナーで破る軽打に「良かったと思います。打てるフォームに近づいているんじゃないですか」と納得顔だ。

一塁ベース上では「ナイスバッティング!」とプレハブ小屋から声を掛けられたが、「聞こえなかったです」と苦笑い。「いろんなところから見たりして面白いなと。オーダーも外野手が内野を守っていて面白いし、声がすごい、元気なチームだなと思いました」と初対戦を振り返った。試合には敗れたが、BIGBOSSにも負けず劣らずの存在感を示した。【中野椋】