沢村賞右腕のオリックス山本由伸投手(23)が11日、春季宮崎キャンプで今季初のブルペン投球を行った。昨年、ともに最優秀バッテリー賞を受賞した若月を途中で座らせ、33球。カーブ、フォーク、カットボールと変化球も交えた。

「コンディション良く、これているので。しっかり練習もできていますし。いい時間をすごせていると思います」と手応えを明かした。

この日を初ブルペンに決めたことについて「しっかり試合に合わせてやっているという感じです。日程。徐々に試合レベルまで持っていけるようにじっくり練習したい。日程は秘密です」と語るにとどめたが、自身としては2年連続開幕投手に向けてキャンプに臨んでいる覚悟と責任感を、投球と言葉で示した。